引揚記念館 平和祈念式典
10月8日(土)14:00
引揚記念館にて、平和祈念式典が開催されました。
戦後77年が経過した現在でも、引き揚げの史実を語り継ぎ、平和への願いを発信する機会として、毎年、「引き揚げの日」に近い土曜日に開催されています。
今年度、若浦中学校からは生徒会会長が代表として参加し、平和へのメッセージを述べてきました。
<平和へのメッセージ>
私たち若浦中学校は平和学習で、引揚や戦争について学びました。その中で、シベリアに抑留された方が舞鶴に帰って来られた時、地元の方々がお芋やみかん、お茶などを引揚者の方々に配られていたことを知りました。
去年、実際に引揚者を迎えられた方の体験談を聞きました。当時の小学生は、劇をしたり歌をうたったりして、大人の方々は生け花などをしたとお聞きしました。
さまざまな事を聞く中で「平和」とは何かを考え、自分達にできることを考え直しました。自分達にできること。それは学んだ史実を継承していくこと。引揚を経験した方から聞いた話や「引揚者を迎える歌」を後輩たちに受け継いでいくことです。2度と同じ過ちを繰り返さないためにも、このことを次の世代に引き継いでいきます。今の自分達の生活は当たり前ではないこと、戦争があったということは忘れてはいけない歴史だということを心に刻んで語り継いでいきます。
平和な世界を願って、、、